WOWOWドラマ

2017/11/30

推定有罪

冤罪で12年間服役した被害者は服役していた。冤罪発覚後、様々な立場、被害者、弁護士、政治家、ジャーナリスト、警察、裁判官、犯罪被害者やその家族などの人を巻き込んでいく。

 

ことの発端は、主人公であるジャーナリストが書いた記事により、警察が被害者を拙速に逮捕に踏み切り、冤罪を生んでしまった、というもの。

 

感想としては、主人公に心底吐き気がするドラマでした。冤罪を生んだ自責の念から主人公は、冤罪が生まれた背景を検証する記事を書くため、関係者に順々に取材をしていく。冤罪被害者、犯罪被害者は、これ以上記事にしないように働きかけるも、主人公は、冤罪を二度と産まないためにもジャーナリストの責任を果たそうとする。

誰もそんな責任を果たすこと期待してないのに、というのが心底な感想。本当に責任を感じるのであれば、辞めればいいのに。誤ったことをすれば記事を書けない、そのほうが十分いいと思う。そんなことをする人はいなくなるし。主人公は、記事を書かなければ責任から逃げ出すとかのたまってるけど、自分自身が罪障感を拭い去ろうとしているようにしか見えない。主人公は結局、周りのどのような働きかけがあってもその意思を貫徹する。それは、美しく自らの過ちに向き合う姿に見える人もいるようだけど、やらなくていいことをしているに過ぎない、そう見える。ほかの関係者である裁判官や警察が主人公の質問に答えないと、逃げるのか、と問いただす。自らの質問に答えることが責任を果たすことだと勘違いするその姿、そしてなぜ事件が起きたのかわからないと様々な人に質問をぶつける幼稚な姿(主人公が仕事がない中で功を焦ったことで十分に理由がつきそうに見える。)、自分が結果を生んだという自分の仕事の影響力の誤解、というような、ジャーナリストという仕事に過大な幻想を抱いた人の誤った行動、そのように見えた。